ブランド化促進を目指して

南魚沼市では市内産品のブランド化促進を目指し、令和3年度より「にっぽんの宝物プロジェクト」に参加しています。「にっぽんの宝物プロジェクト」は、各地域の生産物、商品、技術を国内外へ紹介・販売支援を行う「地方の原石」を全国・世界レベルのヒット商品に育てるプロジェクトです。今回は「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2021‐2022」でヘルシー部門グランプリを受賞した、フレミンの石坂岳實さんをご紹介します。

石坂 岳實 さん

Takehiro ishizaka/45歳

市内専門学校で臨床栄養科を卒業後、医療機器店、厨房機器メーカーの営業を経て父が代表を務める龍氣グループの食品研究所である龍氣養命堂㈱へ入職。3代目代表取締役就任。グループの2ndブランドとして「フレミン」を立ち上げる。お客様の反応をダイレクトに感じたいと、キッチンカーで販売も行っている。

フレミン フレミンジェラート

●〒949-6636 南魚沼市小栗山2310番地
●TEL/025-788-0024
●HP/https://flemin.jp

”人が本能的に求める「おいしいもの」を追求”

フレミンジェラートについて教えてください。

石坂 岳實さん(以下敬称略) 「龍氣養命堂」は健康食品の製造、販売を行っている会社です。創業者である父の代から漢方をベースにした健康食品を製造していますが、私が大学院で企業研究員として糖類の利用や発酵技術の研究をしていた経験もあり、2009年からジェラートの開発に着手しました。
 グループの2ndブランドとして2016年に「フレミン」を設立し、研究期間10年をかけてレシピの検討を重ね、2019年に現在のフレミンジェラートを完成させました。
 「ご褒美」をコンセプトに、特別な日をより一層盛り上げるレベルの商品づくりを行っています。

フレミンジェラートの開発経緯について教えてください。

石坂 異業種出身である私が、今までの知識や経験を活かして「多くの人が本能的に求めるおいしいもの」をつくりたいと考えたことがきっかけです。
 体調を崩していたり外食が続くと身体がおいしいものしか求めない時がありますよね。フレミンジェラートは、保存料や香料、水あめ等は使っていません。調子の悪い時でも身体にスッと染みわたり、ワンスプーン目だけでなく、最後までおいしく食べ続けられる「人間の本能が求める」ジェラートとして商品を展開しています。
 実際に老人介護施設や保育園にお持ちすると、食の細い高齢の方や小さなお子様など多くの方が完食してくださいます。また、妊娠のひどい悪阻で食欲がなくても、「これなら身体が受け付ける」と言う声もお聞きします。

「にっぽんの宝物」出品の経緯を教えてください。

石坂 フレミンジェラートを「知ってもらいたい」という気持ちから始まり、参加を決意しました。
 大会ではフレミンジェラートの認知を広げ、私自身も参加事業者や関係者の方など多くの繋がりを得ることができました。以前は外部の方との結びつきを持つ機会がほとんどありませんでしたが、参加をきっかけに新商品の共同開発など、出会いの輪が広がっていると実感しています。

今後の目標を教えてください。

石坂入院中や介護施設等での食事の愉しみとなるだけでなく、同時に優れた栄養補給になる「栄養嗜好品」を開発することと、完全菜食主義であるヴィーガンや宗教上の制限がある人、アレルギーを持つ人でも食べられる、世界へ発信できる商品をつくることです。
 最終的には南魚沼市の代名詞となる商品になり、地元の酪農家さんや米農家さんにも希望を与えられる地域経済の一つになることが目標です。