ブランド化促進を目指して

南魚沼市では市内産品のブランド化促進を目指し、令和3年度より「にっぽんの宝物プロジェクト」に参加しています。「にっぽんの宝物プロジェクト」とは、1次2次3次産業の「コラボレーション」、事業者の「アクティブラーニング体験」をキーワードに、各地域の生産物、商品、技術を国内外に紹介・販売支援を行うプロジェクトです。今回は事業者として「にっぽんの宝物プロジェクト」に参加し、「にっぽんの宝物JAPAN大会2021-2022」で、最強素材部門のグランプリを受賞した、ファミリーダイニング小玉屋の小島雄介さんをご紹介します。

小島 雄介 さん

Yusuke kojima / 38歳

南魚沼出身。市内高校卒業後、進学のため関西へ。その後、神奈川県での飲食店勤務を経てUターン。現在は実家であるファミリーダイニング小玉屋の4代目として、新メニューや新商品開発に取り組んでいる。

ファミリーダイニング小玉屋

●〒949-7302 南魚沼市浦佐1355-1
●定休日:火曜日・他不定休
●営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
●TEL/025-777-2072
●HP/http://fd-kodamaya.com

「幸せは食から」を理念に新商品開発に挑戦

小島雄介さんは昭和2年の創業以来、地域の人々に愛されるファミリーダイニング小玉屋の4代目。現在は新商品開発に力を入れ、開発した新商品の「山のあわび魚沼天恵菇のお刺身」は令和4年2月に開催された「にっぽんの宝物JAPAN大会2021-2022」にて最強素材部門のグランプリを受賞しました。今回は新商品開発に取り組むことになったきっかけや今後の目標について伺いました。

※天恵菇は協同組合日本茸師の会(徳島県)により開発された巨大椎茸のことを言う。

ファミリーダイニング小玉屋について教えてください。

小島 雄介さん(以下敬称略) ファミリーダイニング小玉屋は昭和2年に創業し、今年で創業96年目になります。現在はJR浦佐駅前に店舗を構えており、市内外から多くのお客様に来ていただいております。JR浦佐駅前という立地もあり、ほかの飲食店よりも市外からのお客様が多いと考え、米や野菜など南魚沼の食材をふんだんに使用し、南魚沼ならではの食材の魅力を、料理を通して知ってもらうことを心がけています。

新商品開発の経緯を教えてください。

小島 「天恵菇のお刺身」は7年ほど前からファミリーダイニング小玉屋の人気メニューです。使用している天恵菇は(有)牛木きのこ園が栽培している天恵菇で「他の椎茸にはない圧倒的な厚さ、嚙めば嚙むほどあふれ出てくる旨味」が好評です。特に市外・県外からのお客様に人気のメニューです。
また、ありがたいことに「お土産として持ち帰りたい」と言ってくださるお客様も多く、お土産や贈答用として販売出来たら、もっと多くの人に天恵菇のおいしさ、魅力を伝えられるのではと考えていました。
そんな時、市の商工観光課が南魚沼ならではの地域資源を生かした商品開発を支援する「にっぽんの宝物プロジェクト」を開催することを知り、参加することを決意しました。まず、商品開発セミナーに参加し、商品の打ち出し方、パッケージの作成方法、新商品の量産方法などを学びました。普段お店で出している「天恵菇のお刺身」と同等の味を出すことに特にこだわり、苦労もしましたが思った通りの味を生み出すことができ、満足しています。

「にっぽんの宝物」出品の経緯を教えてください。

小島 商品開発セミナーに参加し、「山のあわび魚沼天恵菇のお刺身」を完成させ、販売を始めたところ、「にっぽんの宝物」に出品すれば、商品のPRにつながると考え、出品することにしました。新潟県南魚沼大会を勝ち抜き、「にっぽんの宝物JAPAN大会2021-2022」では天恵菇そのものの素材のすばらしさや何度も試行錯誤して作り上げられた完成度が評価され、最強素材部門のグランプリを受賞することができました。

今後の目標を教えてください。

小島「山のあわび魚沼天恵菇のお刺身」は東京都で2店舗においていただいており、また「にっぽんの宝物」のウェブサイトでも購入することができます。現状ではたくさん生産して販売するということはなかなか難しいですが、多くの人に「山のあわび天恵菇のお刺身」を食べていただき、そのおいしさや魅力を知っていただきたいです。そしてこれをきっかけに南魚沼に足を運んでいただき、より多くの人に南魚沼の食の魅力を伝えることが目標ですね。