南魚沼市の不燃ごみ処理施設には南魚沼市(塩沢地域・六日町地域)、湯沢町から多くの不燃ごみが集まります。私たちが日々捨てるごみは、ここで再資源化するための前処理を行い、全国の再資源化工場へ搬出されています。今回は南魚沼市の不燃ごみ処理施設の委託事業者である(有)エコ・リサイクルの若手職員に仕事内容や魅力、やりがいについて伺いました。

この仕事に終わりはない

北村 拓朗さん 29歳/市内在住

漠然とですが、事務仕事よりも体を動かす仕事がしたいと思っており、自宅からも近いこの職場を選びました。機械の操作、車の運転、ごみの分別など仕事は多岐に渡りますが、ごみは毎日運ばれてくるので、この仕事には終わりがありません。正直、大きな達成感は味わえないかもしれませんが、その反面、毎日同じように仕事が出来ますし、イレギュラーなことも少ないため、落ち着いて業務に取り組むことが出来ます。決まったことをコツコツとできる人には向いている職場だと思います。

ごみは分別して初めて資源になる

目黒 歩さん 25歳/市内在住

(有)エコ・リサイクルに入社し、4年目になります。主にごみの受付、不燃容器の処理を担当しています。瓶、缶などの危険物を扱う作業もあり、怪我をしないように気を付けなければなりませんが、単純作業が多いため黙々と業務に取り組むことが出来ています。また、同世代や女性も多いため、仕事上の悩みや困っていることも気兼ねなく相談できていますね。ごみは分別して初めて資源になります。SDGsの観点からも資源のリサイクルについて知っていただきたいですし、この仕事を通してごみを持ち込む人のリサイクル意識を高めていけたらと思っています。

誇りと責任を持って

中島 達也 さん 25歳/市内在住

(有)エコ・リサイクルに入社する前は食品工場で働いていました。全く違う仕事をしてみたいと思い、ハローワークの求人を見ていたところ、(有)エコ・リサイクルの求人が目にとまり、自宅からも近いことから就職することに決めました。同じことの繰り返しが続く仕事ですが、ごみを持ち込んだ方から「ありがとう」と言ってもらえることがやりがいやモチベーションになっています。ごみ処理の仕事は人々の生活に直結していますし、誰かがやらなくてはならない仕事です。その誇りと責任を持ち日々の業務を確実にこなしていきたいですね。

●お問合せ先 不燃ごみ処理施設 / 〒949-6411南魚沼市上十日町475番地 / 電話:025-782-0339 (廃棄物対策課)
●搬入受入れ時間 月曜日から土曜日 9時~12時・13時~17時 / 日曜日・祝日 9時~12時
●施設休業日 1月1日~1月3日